治療方の選択について
タレントの小林麻耶さんの暴露で、少し世間がざわついていますが、小林麻央さんと同じ病気を経験した私にとって、治療方法の部分で他人事だと思えなかったので、私が思うことを発信してみようと思います。
癌だと告知を受けた直後って、ショックすぎて思考停止になるし、一人で抱えきれなくて誰かに救いを求めたくなります。一般人の私でさへ健康商品の話や、民間療法の話が耳に入ってきたのですから、有名人なら、さぞかし色々な人からいろんな話をされた事でしょう。
私みたいな者ですら、標準治療を拒否して民間療法にはしってしまったのだから有名人でお金もあるなら、なおさらだと思います。
私には、お金がなかったので保険のきかない民間療法など続けられなかったので、どうあがいても標準治療しか選択肢はなかったんですけど、標準治療をしようと自ら決断したきっかけが小林麻央さんの訃報でした。
標準治療で5年たった今でも生きているので、私は、麻央さんの一家には本当に感謝しています。
麻耶さんの言い分もわかります。大切な人を、もしかしたら助けられたかもしれないと思ったら、
違う選択をしていたらと考えると、やりきれないですよね。
だから大切なのは、周りがなんと言おうと自分で調べて、考えて、選択するって事なんです。
自分が決める
癌の治療方だけじゃなく、人生のいろんな場面で、自分で選択し、自分で決める事が大切だと思うんです。どんな結果になろうと、自分が決めた事だったら後悔しないけど、他人に決められた事で失敗したら後悔するし、誰かのせいにしたくなると思うんですね。
自分で考えて、自分で決めて、行動して、それが間違ってるって気がついたなら軌道修正して、他人がどう言おうと、どう思われようと、一番は自分。
親も、兄弟も、夫も、友達も、自分以外は自分ではない人達。心配してくれても、アドバイスされても、自分がやりたくないのならやらなくていいと思う。
失望されたとしても、嫌な事、気が進まない事を我慢してやるのは違うと思う。
自分はどうしたいのか、自分の心の中にある正直な声を常に聞いて、私は、自分軸をブレさせないでで生きていきたいと思う。
それが、癌になって分かった事……。
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